ばら色の踊り子

ボタンを留めて靴を履いて出ていく
決まった日常のかたち
解かれていく存在のゆくえは
バラ色であり 散色(ばらいろ)
気がつけば本当の踊り子は
こちらであった
 
   

 
ばら色の踊り子

ナフタリン・Yシャツカフス・ミクストメディア
インスタレーション
*ドガの「ばら色の踊り子」を同時に展示
Edgar Degas (1834-1917)
2004
(アサヒビール大山崎山荘美術館・京都)